イタリアは食材の宝庫
地中海の長靴の形をした半島の国、イタリア。
四季もあるし、海も山もある!
当然おいしい食材がそろうわけで、イタリア料理、まずいわけがありません!!!
イタリア料理はパスタだけじゃない
新鮮な食材の特徴を活かした味付けで、地元イタリア人だけではなく、日本人の口にもあうお料理ですよね~!
日本にもたくさんイタリアンレストラン(日本風にアレンジされているものが多いのは別として)があるので、イタリア料理を食べたことがない日本人は稀ではないでしょうか?
注)日本の喫茶店などに置かれているパルメザンチーズやタバスコは、イタリア人は使いません。パルメザンとパルミジャーノは全く別物だし、タバスコはパスタやピッツァにかけません。辛いものが欲しいときは、唐辛子か、唐辛子入りのオリーブオイルです。
ちょっと話がそれましたが、この国は当然野菜の種類も豊富で、イタリアに来て初めて出会ったものはいっぱーいあります
イタリア料理に野菜は欠かせない
イタリアに旅行にくるお客様からよく、野菜が足りないと言われます。
確かに朝は野菜は食べません(笑)
イタリアの朝食は甘いパンやビスケット、コーヒー類が基本で、人によって、それにオレンジジュースをつける程度。
お昼や夜のご飯の時には野菜、食べてますよ~
お肉や魚といったメインディッシュの付け合わせとして食べたり、前菜でオイル付けや酢漬けのものを食べたり。
食事時間が長く取れないビジネスランチなどでは、大きなサラダとパンでというチョイスをする人もけっこういたりします。
日本でよく見る野菜もいっぱいありますが、こちらのほうがサイズが大きかったり形がいろいろだったりして、それを見ているだけでも楽しいですが、やっぱり日本で見かけない食材には興味がわきます。
そのうちのひとつが
フィノッキオ
こんな野菜は日本で一度も見たことがなかったし、もちろん食べたこともありませんでした!
今から20年以上前、イタリアに来たばかりで、言葉もおぼつかない私でしたが、好奇心旺盛(特に食べ物)だったので、食べ方を八百屋さんに聞いて、早速試食したのを覚えています。
野菜フィノッキオの食べ方
八百屋さんが一生懸命ジェスチャーも交えて説明してくれたおかげで、生で食べられるというのが何とかわかり、安心してチャレンジできました。
アニスの味がする野菜
イタリアのサンブーカリキュール、サンブーカ、フランスのリキュール、パスティス、の香りと言ったら少し伝わるかなあ?
スティック状に切って、オリーブオイルとお塩で食べてもいいのですが、
ピーラーで薄くむくようにしてサラダにして食べてみたら
感動💕💕💕
フレッシュな触感と香りがたまらない~
好き嫌いが分かれる味だと思いますが、私は大好き。
生で食べても美味しいですが、グラタンにしたりしても美味しいし、グリルや温野菜でもいけちゃいます!
イタリアではサラダはお塩、お酢、オリーブオイルでいただきます。
グリル野菜はお塩とオリーブオイルですね!
最近は日本のようなサラダドレッシングも売られてはいますが、使っている人は少ないですし、私も試してみましたが、イマイチ。
お酢をワインビネガー、レモン、バルサミコ酢と変えるだけでけっこうアレンジできちゃうし、こっちのほうが美味しんです。
レストランでもテーブルに運ばれてくるのは、塩、お酢、オリーブオイル。
日本からいらっしゃる観光の方たちは、フィノッキオの存在を知らないことが多いので、イタリア旅行の経験があっても、口にしたことがない人がほとんどなんじゃないかなあ。
好き嫌いが分かれる味だと思うので、フィノッキオは日本ではなかなか手に入らない野菜のひとつだと思います。
こんな美味しいものを知らないなんてもったいない!
旅行でイタリアに来たら、思い切って新しい味にチャレンジしてみませんか?
レストランのメニューには、食べられるものしか書かれていないので、不安がる必要はそれほどないと思いますが、それでもメニューがわからなくて不安でしたら、私がお手伝いさせていただきます。