コロナの影響をもろに受けた飲食店と観光業
COVID19、コロナでロックダウン、営業時間規制が長きにわたって大影響を受けたのが飲食店。
特に夜だけの営業のアルコールを提供するお店は大打撃を受けました。
観光業も長い間のロックダウンで開店休業期間が長かったので、飲食店がいかに大変な状況だったかよーくわかります。
今年の春あたりからは、コロナ前の状況にほぼ戻って、日本のような入国規制のない国からの観光客は戻ってきたし、イタリア人も旅行や外食を楽しむ日々に戻りました。
早くコロナ前の世界に完全に戻って欲しいな!
ミラノのナヴィリオ地区にはお店がいっぱい
海も大きな川も市内にないミラノで、物流に大きく貢献したのが人工的い作られた運河。
運河で有名なのはヴェネチアですが、ミラノも1930年代までは、市内に運河が流れ、物流に大きく貢献していました。
ミラノのドゥオモ(大聖堂)の建設のために大理石を運ぶのにも使われたんです。
今残っているミラノの運河は、ナヴィリオ グランデ、ナヴィリオ パヴェーゼ、ナヴィリオ マルテザーナですが、世間一般でミラノのナヴィリオというと、ナヴィリオグランデとナヴィリオ パヴェーぜで、この二つは隣接というか、つながっているといってもいい位置関係です。
こちらの動画を見てもらえると位置関係がわかると思います。
華やかなのはナヴィリオ グランデなので、やっぱりどうせアペリティーボを楽しむならナヴィリオ グランデのお店がいいと私は思っています。
コロナ前に仕事でお客様をアペリティーボにご案内する時も、ナヴィリオ グランデにあるお店を紹介させていただいていました。
お客様の評判がよかったので行くお店はいつも一緒。
イタリア以外もそうなんじゃないかと思いますが、イタリアは特に人と人とのつながりを大切にするお国柄。
顔を覚えてもらえるようになったので、初めていくお店と違って何事もスムーズに進むようになりました。
コロナ前のにぎやかさを取り戻す
コロナの規制が緩和されてから、ナヴィリオ地区はすぐに以前のにぎやかさを取り戻しましたが、私がこのお店に行くのは2年半以上ぶり?という時間が経ってしまっていた‼
時の経つのが早すぎる~
コロナで閉店したところも多いし、売り上げが落ちて人員整理せざるを得ないところも多かったから、本当にお兄さんの顔をみて嬉しかった。
コロナ前と変わっていたのは、アペリティーボの金額だけ(笑)
マスクなしの笑顔
2年半以上経っているので、お兄さんが私の顔を覚えているかはわからなかったけれど、お兄さん、私の顔を覚えてくれてました‼
「うわー!元気でしたか?」
満面の笑みで私を迎えてくれ、側にいた他の店員さんたちもコロナ前から働いている人たちで、本当にうれしそうな表情で私に挨拶をしてくれました。
感激‼
お店とそのお客という関係だけど、利害関係を越えた人と人の交流というか、人同士の温かみというのを再確認することができ、イタリアはやっぱりいい国だと再確認することができました。
結局世の中人と人
この世界で気持ちよく暮らしていくのに大切なのは、人と人とのつながり、かかわり方なんですよね。今回のこのお店の人たちとの久しぶりの再会で確信しました。
どんな場面でもいい人間関係を築けたら最高(最幸)です。