スカラ座がやっと再開
7月6日からスカラ座がコンサートを再開!
ただ当然ながら、コロナ前とまったく同じ条件ではなく、通常2000人入る観客数を、大幅に削減した600人に絞っての再開です。
3分の1以下に観客数を減らしたからといって、オーケストラの楽器を減らすこともできないでしょうし、チケット代を上げるわけにもいかず、経営上はとても厳しい状態です( ;∀;)
がんばれ!スカラ座!
世界的に有名なスカラ座ですらこの状況なので、もっと小規模の劇場や映画館の経営はもっと厳しいはず…..
現在の感染者数はこちらから ⇒https://www.bing.com/covid/local/lombardy
クラブも再開
クラブ(踊るほう)、こちらではDISCOTECA(ディスコテカ)と言いますが、再開許可が出ても、いろいろな厳しい条件のため、実際に再開をした店舗は3分の1ぐらいだとか。
すでに再開している美術館なども、ほとんどが予約制をとっていて、入場料の割引をしているところも多いのですが、友人がスカラ座から歩いて数分のところにあるポリディ ペッツォーリ美術館に行ったときは、ほとんど貸し切り状態だったそうです!
不要不急の外出を控えるようにと、ロックダウン真っ最中の時のようには叫ばれていませんが、時期的に、経済的に余裕がある人たちは、海や山にバカンスに出かけてしまうのかもしれません。
ヴァカンスに行かない(行けない)人も今年は多いと思います( ;∀;)
コロナのせいで失業してしまったり、自宅待機になったり、お給料が減ったり、という人の数は莫大でしょう。
今のところは大丈夫という人も、先が見えないから、出費を控える傾向に!
大聖堂近くの人通りも少なく、夏のバーゲンの時期だというのに、お店の中はお客さんより店員さんのほうが断然多いというぐらい空いていて、紙袋を持って歩いている人の数もわずかです。
経済的余裕のある人にとっては、今年、2020年の夏は、空いている店舗でゆっくり選びながら、割引価格で商品が買える、素晴らしい年だと思います。
住宅街ではほぼ日常通りにみえる
観光客の多い地域のレストランは、お客さんが来なくて本当に苦労していますが、住宅街のレストランは、そこそこお客さんは入っているようにみえます。
でも、スカラ座の場合と同じで、ソーシャルディスタンスの関係上、席数が単純に半分、あるいは半分以下になっているわけです。
だからといって、値段を倍にするわけにもいかないので、こちらの経営もなかなか厳しいものがあります。
実際、私の家の近所のお店も、シャッターが閉まったままのところもあるし、先日、用事があって、会計士のところに行ったのですが、同じビルの靴屋さん、私が初めてそのお店を見たのは20年前ですが、なんと、もぬけの殻に!!!!!!!!
何度かそこで買い物をしたこともある、けっこう気に入っていたお店だったのに、ショックでした。
それでも街の雰囲気は明るい
コロナで苦境に立たされている人も多いですが、だからといって、街全体がくら~い雰囲気に包まれているわけではありません(笑)
みんな明るく、通常の生活を送っているようにみえるし、できることをやっていこう!と、それぞれ工夫をして、それなりに楽しんでいる人もたくさんいるのも事実です。
私自身も、観光業で生計をたてている身なので、苦境に立たされている業種なわけですが、同じ業界の同僚たち同様、観光が再開されたときのために、いろいろ行動を起こしています。
とりあえず、コロナが一番猛威を振るっていた時期を生き延びることができたわけだから、
ANDRA’ TUTTO BENE
すべてうまくいくよ❤