マスク着用義務はまだ続く
6月いっぱいマスクの着用は義務だったのですが、ミラノのあるロンバルディア州のニュースで
「7月14日まで、屋外であってもマスクの着用は義務」
と報道されました。
7月6日からスカラ座もコンサートを開始、9月3日は毎年恒例のミラノのドゥオモ広場でのスカラ座オーケストラ無料も開催。
感染者は確実に減ってきているようですが、一部でクラスター発生とも報道しています。
現在の感染者数はこちらから ⇒https://www.bing.com/covid/local/lombardy
日本からも入国許可?
7月1日から、日本、中国、オーストラリア、カナダからの入国も、隔離措置なしで、いままですでにイタリア入国が認められている国に加えて許可される模様。
コロナが完全に消滅したわけではないけれど、経済も回していかないといけないし、とりあえず、報道で感染が少ない国からの入国は認めよう、ということなんでしょうか。
観光業に携わる私にとっては、もちろん日本からの観光客がイタリアに入ってくれないことには仕事にならないという事情がありますが、これでまたイタリアの感染者が増えてしまうというのは、正直、避けて欲しい事態です。
6月27日(土)に予約してフランチェスコ メッシーナ スタジオ美術館に行ったついでに、ドォウモ付近も歩いてみましたが….
写真でわかるように、相変わらず人出は少ない….
ビットリオ エマヌエーレ 2世アーケードもご覧の通りで、閉まっているお店も半分近くある状態。
ただ先週に比べると、少しだけ、ほんの少しだけ、観光客が増えた印象です。
ヨーロッパ圏から来たと思われる、外国人観光客を見かけることができました。
ミラノ市民の日常生活はほぼ正常
通常観光客がほとんど集まらない、ミラノ市民が住んでいる住宅街ではどうかというと、ほぼ普通の生活です。
こちらもほぼ毎日、最高気温が30℃を越えるようになってきたので、マスク着用義務はありますが、ロックダウンの時のように、警察官が厳しくコントロールしているわけでもないので、マスクを手に持っていたり(笑)、あごにしていたりする人の比率がアップ!
気持ちはわかる、暑いから( ;∀;)
でも感染させない、感染しないためには我慢しようよー!
ロックダウンが緩和されてからいままで、バールでカフェしか飲んだことがなかった私ですが、今日、なんと3か月半ぶりに外食しました。
今までの私の人生の中で、こんなに長期間、外食しなかったことはなかった( ;∀;)
レストランの席数がソーシャルディスタンス確保のため、少ないこと、入り口に消毒薬が置いてあること、レストランの人がマスクをしていることがコロナ前と大きく異なります。
月曜日の夜なのに、お客さんでにぎわっていて、コロナなんてもう関係ないような印象。
どのテーブルも、みんな楽しそうに食事をしながら談笑していました。
私は久しぶりの美味しいミックスフライでお腹がいっぱいだったのですが、友人が注文したミルフィーユを少し味見させてもらっちゃった❤
普段あまり甘いものは食べないけど、カスタードクリーム、美味しかった~
という感じで、味や雰囲気はコロナ前と変わらなかった!
やっぱり外食って楽しいし、人生をより楽しむために欠かせないものなんだなと再確認しました♬
経営側はコロナ前とは違う
お客としてレストランで食事をした私の印象とは違って、レストラン側は、席数も減っているし、衛生面もいままで以上に管理が必要で、入り口に置かなくてはいけない消毒液や従業員のするマスクなど、経費は増えているわけで、いままで通り、私たちお客に対する対応はにこやかですが、内心はどうなのかな?と考えてしまいました。
今回私が行ったレストランは、もともと地元のお客さんがほとんどのお店ですが、観光地にあるレストランのオーナーは、もしかしたら夜も眠れない状態かもしれません。
はやくコロナが収束して、もっと近い距離で友人たちと食事ができるようになるために、私は真夏日でもマスクをして、手を洗って、ソーシャルディスタンスをキープして、自分が感染しない、他人にうつさない!を継続して実行していきます。