コロナウィルス感染者が減少に向かう
イタリア全体のコロナウィルス新規感染者数が減少傾向に向かっているようで、5月4日からの再開に現実味が帯びてきましたが、私の住むミラノのあるロンバルディア州はそれほど減少していないのが気になるところです。
ロックダウンからイタリア再開に向けてのフェーズ
フェーズ2と名付けられたようですが、宇宙飛行士が宇宙から地球に帰還したときのように、リハビリ期間が必要なようです。
そりゃあ、いきなり感染者がゼロになってコロナウィルスがこの世界からなくなるのが5月3日なら、5月4日から、いきなるすべて解禁で問題ないでしょうけど、残念ながら、今回のコロナウィルスはそうはいかないみたい ( ;∀;)
再会の話を聞いて、規制があるにも関わらず、不要不急な外出ではないのに、外に出ている人が実際に増えているので、逆戻りしてしまう可能性だって無きにしも非ず。
よく昔話で、我慢できずに開けてはいけないと言われた玉手箱を開けちゃうとか、見るなと言われたのに姿を見ちゃうとかして、せっかくの幸運をダメにしたのを聞きますよね⁈
後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)
すでに終わったことを、いくら後で悔やんでも取り返しがつかないということわざ
しかも今回のコロナは、自分以外の他人も巻き込む可能性があるから厄介です。
これからの感染者数の様子をみて決定されるのですが、今のところ、私やイタリア人が望んでいるバール(イタリア式喫茶店)やレストランのオープンはすぐではなさそうです。
ソーシャルディスタンスを守る義務が課せられるでしょう。
もしかしたら、エスプレッソをサクッとカウンターで飲むのに、ロックダウン中の今現在のスーパーなどに入るときのように、人数制限されて並ぶことになるのかもしれません!
ロックダウン解除の兆しが見えてきたときの注意点
なんといっても相手は目に見えないコロナウィルスなので、ないとは思いますが、また逆戻りしてしまって、ロックダウンがされに延長されて、ストレスを感じてしまうかもしれません。
やっぱり、どんなことがあっても、まず、自分と周りの人の命が一番大切だということを肝に銘じることが大切。
このことさえしっかり理解していれば、ぶれることはありません。
くれぐれも軽はずみな行動をせず、一生のうちできっともう体験することがないロックダウン生活を楽しむぐらいで過ごすことが重要ですね。
私はいま、ちょうどここのフェーズです(笑)
生活に必要な食料品や医療品は手に入るし、家にこもっていればコロナウィルスに感染することはまずないし、ロックダウンがこれから永遠に続くわけではないので、気楽に考えるのがベストだと思います。
コロナウィルスでのロックダウンの後を少しだけ考える
ロックダウン解除の兆しが見えてきたら、少し先のことを考えるのも必要かもしれません。
ロックダウン後に役立つようなことがあるのなら、それに関しての本を読んだり、勉強をするのもいいと思うし、それがロックダウン生活の楽しみやパワーになるので、一石二鳥。
もう少し長期的な未来を考えるのも必要ですが、明るい未来だけ考えることをおすすめします。
大聖堂内部
※クリックを押すと画像が拡大します。
私はロックダウン後に行きたい場所を考えてにやにやしています。
まずはドゥオモ(ミラノの大聖堂)に行って、アーケードのカフェでおいしいカフェを飲んで、スカラ座の外観をみて…
ブログの記事を更新する写真が今ロックダウンで撮りに行けないから、解除されたら、写真を撮りに行く場所もいくつかすでに決めているし、自宅ではなかなか作れなくて食べたかったものもあるので、それを食べに行こうとか、ね。
私の本業である観光業はロックダウン後すぐには仕事がないだろうから、その間に、観光業が本格的にスタートしてもいい準備をしておこうとも思っています。
こんなことを考えていたら、ロックダウンで落ち込んでいる暇ないでしょ?
仮に少し落ち込んでも、なんにもしないでぼーっとしている自由な時間もあるし、昼寝だって朝寝坊だってできちゃうし。