ロンバルディア州は赤ゾーン
コロナの第2波、またまた私の住むロンバルディア州がイタリアで一番新規感染者が一番多くなってきてしまいました( ;∀;)
他の州でも急増していますが、なぜまたロンバルディア州が最大なんだろう?
ということで、新たな首相令が発令されました。
現在の感染者数はこちらから ⇒https://www.bing.com/covid/local/lombardy
今回はイタリアが色分けされることに
今回は州単位で、赤、オレンジ、黄の三色に色分けされました。
赤が規制が一番厳しく、オレンジは中間、黄色が一番規制がゆるい。
色の差はすごく差があるわけではないし、黄色でも正当な理由がない限り、22時から朝の5時までの外出は禁止です。
今回は、政府から発表があって施行されるまで少し時間がありました。
10月末に11月初めに国と州などの話し合いがあるとか言っていたし、11月2日にロンバルディア州で話し合いが行われるなどの報道がされていたので、もっと早く施行されるかとみんな思っていたと思いますが、コンテ首相の発表があったのが11月4日(水)で、いままでの流れだったら、翌日の5日(木)からだった印象だけど、今回は11月6日(金)から実施。
春のロックダウンで相当な経済的ダメージを受けた人たちは決して少なくありません。
それになんとか耐えてきた人たちでも、今回の2度目のロックダウンで営業できなかったりしたら、死活問題だけど、イタリア国民の健康を守るのも政府の役割ということで、話し合いも難航したし、今日発表ですぐ明日からこうしてね!というのも大変だからという措置だったのでしょう。
私は、コロナの新規感染者数がここまで急速に増加しているから、ロックダウンするならさっさとしたほうが、感染を防げると思うから、やるならさっさとやったらいいのに、と、個人的には思っていました。
レッドゾーンでは基本家にいる
今回レッドゾーンに指定されたのは、ロンバルディア、ピエモンテ、ヴァッレダオスタ、カラブリアの4州。
個人的になんで感染者数がそれほど多くないカラブリア?と思いましたが、感染者数数だけでなく、病院の受け入れ態勢などを考慮してのことだそうです。
とにかく、レッドゾーンに暮らす私は、必要のない外出は禁止。
ただ春のロックダウンと違って、家の近くのお散歩とか、ジョギングがオッケーなんです。犬を連れてなくても(笑)
美容院も前回と違って営業しているので、前回とても困った髪の毛問題もノープロブレム(笑)
どこに行くにも、自己証明書をダウンロードして所持していないと、検問の時に問題になりますが、11月7日のニュースでインタビューを受けていた人の大半は所持していませんでした。
春のロックダウンでも、私のように言いつけを守って家の近所に買い物に行くぐらいの人が職務質問にあうことは稀だったし、私は家にコンピューターも印刷できるおのもあるからいいけど、みんながみんな持ってないるわけじゃないから、政府や州に簡単に
「ダウンロードして印刷して所持してねー」
って言われても難しいですよね。
2度目のロックダウンになって外出してみる
11月6日のロンバルディア州2度目のロックダウン施行後、私は初めて7日に近所に買い物に行きました。
食料品を買いに行くのはもちろん許可されていますが、自己証明書の所持は義務です。
春のロックダウンの時は、お散歩もジョギングも禁止だったし、営業できるの店舗は限られていた上に、ソーシャルディスタンス確保が厳しく監視されていたので、、スーパーマーケットに行くのも長蛇の列だった( ;∀;)
ところが今回はすんなり入店‼
並ばなくてよかったけど、入店の際に検温もないし、春のロックダウン時に厳しかった手袋着用も放置状態。
入り口に消毒液は春のロックダウンからずっと設置してあるし、観察していると、みんな消毒液は使っているようですが、春は入り口に使い捨て手袋が置いてあって、それを使わないと店員さんが厳しく注意していたのに、前の記事にも書きましたが、しばらく手袋着用しなくてもオッケー状態だったのが、今回の2度目のロックダウン宣言があったにもかかわらず、手袋なし状態オッケー続行中でした!
どういうわけか、このスーパー、春のロックダウン時にも検温された記憶がないけど、私が買い物を終わってお店を出るときに、入る時にはいなかった係員が立って検温していました。
他人に感染させない気持ちを持って欲しい
今回近所のお散歩は許されているので、買い物の後、お散歩を兼ねて少し遠回りで家に帰ることにしたのですが、何人かの人がマスクなしで自転車に乗っていました( ;∀;)
こういう人がいてもコロナが収束するならいいですが、監視委員がいないからといって、マスクしないで自転車に乗るのは、他者への思いやりがまったくないし、受け入れがたい。
見つけてすぐに「マスクしなさい!」と言えなかった私が情けない。
どんな緊急時でも大切なのは思いやりの心だと、私は思います。