クラブがやっと再開したと思ったら
日本もすごいことになっているみたいですね( ;∀;)
ヨーロッパでも感染者が再び増えている国がでてきていますが、イタリアはその中では比較的落ち着ているとはいえ、増加傾向です。
ソーシャルディスタンスや建物内、交通公共機関内のマスク着用義務はそのままでがありますが、ほとんど普通の日常が戻ってきているというのが、私の現在のミラノでの印象です。
現在の感染者数はこちらから ⇒https://www.bing.com/covid/local/lombardy
国内の移動はまったく問題なし
国内移動は解禁されているので、バカンスシーズン、今年はイタリア国内で過ごすイタリア人が多いのですが、私はバカンスに行くつもりはないので、基本ミラノにこもっていますが、先日、ミラノのお隣の県に住む友人の家まで、ロックダウン後、初めて遠出をしました。
同じロンバルディア州内なので、それほどの遠出でもないし、友人と会うことも解禁になってはいますが、念には念を入れて、友人の家に到着してすぐにアルコール消毒、ソーシャルディスタンス確保、非接触を厳守!
電話やチャットでの交流もいいですが、やっぱり実際に会っておしゃべりするのって、体温を感じるというか、ビデオ通話ではわからない、伝わらないことがわかって最高ですね。
コロナ前はそんなの当たり前だったのに、それがいかに貴重なことかを再確認。
わいわい一緒に友人と食事をするって、本当に楽しい❣
レストランにももちろん行けるので、気を付けながらではありますが、何度か友人と行きました。
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ピッツェリアに行って、久しぶりに窯で焼かれたピッツァを食べながら、友人たちと情報交換も5か月ぶり(驚!)に楽しんだし。
これも今までは当たり前だった…
(レストランでは検温のあと、名前と電話番号を記入することになっていて、もし感染者がでても連絡が取れるような仕組みになっています)
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ずっと行きたいと思っていた、友人が去年オープンした日本食レストランにも念願かなって行けたし‼
ロックダウン中、一度だけ、近所のスーパーの中国人の作るお寿司を買ったことがあったけれど、やっぱり本物の和食専門のプロ中のプロの料理は違う❤
観光の仕事がまったくないこと、ソーシャルディスタンス確保、マスク着用以外は、なんとなく普通の生活なんだというのが伝わりますか?
ダンスは禁止に
ところが、感染者数が再び増加傾向になってきたので、やっと再開したクラブ(踊るほう)がクローズに。
8月16日に保健省命令が発出されました。
第1条 (保健衛生上の緊急事態の予防及び管理のための緊急措置)
1 2020年8月7日首相令第1条はそのままとし、以下の措置を適用する。
a) 18時から6時まで、イタリア全土において、屋外であっても、公衆に開かれた場所や店舗の他、自発的または/及び偶発的に人が集合しやすい物理的特徴がある公共の場(広場、道路、海沿い等)では、マスクの着用を義務とする。
b) 屋内外を問わず、ディスコやダンスホール等の娯楽目的の店舗において、また,公衆に開かれた砂浜や海水浴場施設、宿泊施設内共有スペース等において行われるダンス活動を停止する。2 州はa)及びb)に関し、より厳しい措置のみ導入することができる。
上記のように、在イタリア日本国大使館のHPには記載されています。
18時すぎに私の家の近所の運河沿いを散歩する時もマスクを着用しろということですね。
まあ私は自己防衛のために、暑くても家から外に出るときは必ずマスクを着用しているので、変わりないけど。
夏の砂浜の屋外クラブ(ディスコ)は、この季節しか営業しないので、
「一度営業許可がでてオープンしたために人を雇ったのに、これなら最初からオープンしないほうが経済的打撃が少なかった。」
と、テレビのインタビューで答えるクラブ経営者。
夏のナイトライフを楽しみにしていた若者たちもがっかりでしょうが、経営者は泣くに泣けないでしょう( ;∀;)
前に進むしかない
みんなで踊れなくても、友人とハグできなくても、前に進むしかありません。
目には見えなくても、コロナは存在するので、油断をせずに個人個人が細心の注意を払って、感染しない!感染させない!を実行していくしかないけれど、それでも楽しみはきっと見つけられるし、笑顔で毎日を過ごしましょう!